土地家屋調査士過去問H20-1
不動産質に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうちどれか。
ア 質権者は、被担保債権の全部の弁済を受けるまでは、質権の目的である不動産の全部についてその権利を行使することができる。
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○ 質権の目的として引渡を受けた不動産の全部についてその権利を行使することができる。
イ 質権者は、質権設定者の承諾を得なければ、質権の目的である不動産について転質をすることができない。
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✕ 質権者は、質権設定者の承諾を得なくても
責任転質をすることができる。
ウ 質権者は、質権設定者の承諾を得なければ、質権の目的である不動産の使用及び収益をすることができない。
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✕ 民法第356条 不動産質権者は、質権の目的である不動産の用法に従い、その使用及び収益をすることができる。
エ 同一の不動産について数個の質権が設定されたときは、その質権の順位は、登記の前後による。
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○ 民法第177条 不動産に関する物権の得喪及び変更は、不動産登記法 (平成16年法律第123号)その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ、第三者に対抗することができない。
オ 質権は、金銭以外の物の引渡請求権を被担保債権として、設定することができる。
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投稿者: footwork
田舎者の不動産業者です。このサイトでは私の経験則等を掲載します。できる限り正確な情報を記載しますが、不備不足等がある場合でも私は責任を取らないため、参考レベルでご覧下さいますよう、お願いします。
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